2007年4月27日金曜日

ITpro: 第2回 位置情報の取得には3種類の手法を使い分け

 2007年4月に山口県美祢(みね)市に新設された刑務所「美祢社会復帰促進センター(以下、促進センター)」。ここでは、無線LANタグを使った位置検知システムで、所内の警備を効率的かつ確実にする。

 無線LANを使って位置情報を検知する手法は、3種類を併用した。今回のシステムでは、保安区域を三つのエリアに分けている。一つは「二次元検知エリア」で、グラウンドやテラスなど広がりのある場所。二つ目は「一次元検知エリア」で、廊下や通路の直線的なスペース。最後が作業場などの部屋で、「信号強度検知エリア」と呼ぶ。促進センターのシステムでは、それぞれのエリアの特性に応じて手法を使い分けた。

 二次元検知エリアでは、無線LANアンテナを6カ所程度設置し、三辺測量により平面上の位置を特定する。これに対して、一次元検知エリアには直線上に二つの無線LANアンテナを設置する。直線の廊下などでは幅方向の情報にはあまり意味がないため、長さ方向の位置だけを検知する仕組みである。一方、作業場などの閉じた空間では、その中の個人の位置まで特定する必要がないと判断した。「その部屋にいる」ことが分かれば保安上の要件を満たせるため、一つの無線LANアンテナを使って信号強度により「いる」か「いない」かを把握する。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070413/268200/?ST=rfid

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