2007年3月22日木曜日

@IT: 国際平和活動における補給業務とRFID利用

自衛隊の補給業務におけるRFID活用の背景と目的

 自衛隊では、従来にも増して国際平和協力活動など、海外における多様な任務に有効に対処することが求められている。そのため、任務の特性に応じて、部隊に対し、迅速かつ効率的な補給を実施するシステムの早急な確立が必要となる。

 このシステムは、国際平和協力活動などの補給の特性から、

* 極めて短期間のうちに物資の輸送計画を策定できること
* 輸送の管理ができること
* 荒廃した宿営施設などに集積した物資の管理を、友好国との融通やセキュリティ管理を含め、わずかな人数で効率的に実施できること
* 事態の変化に柔軟に対応でき、かつ本国からも管理状況を把握できること

といった高度な機能を兼ね備えたものでなければならない。

 このような高度な補給システムの確立に向けて、RFIDタグの利活用の可能性を検証したのが「自衛隊の国際平和協力活動における補給業務での電子タグ利活用検討のための実証実験」の目的であった。

http://www.atmarkit.co.jp/frfid/special/jsdf01/jsdf01.html

ITpro: 第1回 DVD自動レンタル機の貸し出し・返却を管理,CRMや在庫の適正配置にICタグの情報を活用

 自動貸し出し・返却機を使ったDVDのレンタル事業を手がけるアスタラビスタは、無線ICタグを利用したレンタルDVDの商品管理・分析システムを、2006年8月25日に本格稼働させた。ICタグの情報で無人の自動レンタル機による貸し出し・返却の個品管理を行うほか、誰がどこで何を借りたかといった顧客情報管理(CRM)や、複数のレンタル機の間の効率的な在庫配置などに活用する。ICタグに対応した自動レンタル機の「アスタラビスタ」は、東京メトロ駅構内の10カ所に配置しており、1年後にはコンビニエンスストアや飲食チェーン、大規模マンションなどに3000台の設置を目指す。

 アスタラビスタは、自動レンタル機によるDVDのレンタル事業を展開するために、2006年1月に発足したベンチャ企業である。欧米では普及しているDVDの自動レンタルビジネスが、国内では事業展開されていないことに目を付けた。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070313/264809/

ITpro: 日立が出荷する5円響タグ、単価は明言せず

 日立製作所は、経済産業省から委託されて進めていた「響プロジェクト」で開発したUHF帯対応無線ICタグ(製品名はμ-Chip Hibiki)を2006年11月に出荷した。まず、響プロジェクトにおける最終試作品と同じプロトコルを実装する。国際標準「ISO 18000-6タイプC」(Gen 2)のプロトコルに一部制限を設けた形になる。ISO 18000-6タイプCに完全準拠する製品も開発を進めており、2007年8月ごろに出荷する。ICタグの具体的な単価については、明言していない。

 響タグの最大の特徴は、インレットの状態で5円という価格の安さにある。しかし日立は、インレットの単価は明言していない。インレットの単価は、量産規模によって変わる。響プロジェクトの条件は、「月産1億個のときの販売価格が5円」というものだった。日本でのUHF帯ICタグシステムの本格導入がこれからという状況を考えれば、そのレベルの量産規模に達するにはまだ時間がかかる。それでも例えば、10万個や100万個といったまとまった発注をした際の価格は、経産省による響プロジェクトの成果として示すべきではなかったか。それに対して、「1億個の発注があれば、もちろん5円で提供できる」(日立トレーサビリティ・RFID事業部副事業部長の中島洋氏)というにとどまった。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070313/264785/