2007年3月8日木曜日

ITpro: 第2回 約2万冊を消費者に販売、プライバシ対策は検討中

 出版業界では、日本出版インフラセンターが大量流通および責任販売制の効率化実験を行う。過去の実証実験の結果から「責任販売制」、「客注品追跡」、「古紙パルプ化」の三つを、実用化直前の最終テーマとして掲げ、合計10万冊程度にICタグを埋め込む計画である。書籍の印刷から古紙パルプ化までのライフサイクルの中で、ICタグの活用場面を検証する。

 発売したばかりの初版本などは、売れ残りを書店が出版社に返品可能な「委託販売制」で販売される。しかし出版社には、40%近い返品が業績に重くのしかかっている。こうした商慣習の変革のため、書店が書籍を買い取って販売する「責任販売制」が始まっているが、書店から返本されたときに委託販売と責任販売の書籍を区別するのが難しかった。実証実験では書籍の背表紙に日立製作所の「響タグ」を埋め込み、責任販売制の書籍の識別や販売条件の管理などの仕組みを作る。ICタグ付きの書籍は2万冊程度を実際に流通させ、消費者に販売する。そのためのプライバシ対策は検討中である。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070226/263300/

 トッパン・フォームズはRFIDチップ「MM Chip」のデモを行っていた。MM Chipは13.56MHz~2.45GHzまでの全周波数帯域に対応したもので、エフ・イー・シーが設計・開発をした微小RFIDチップ。トッパン・フォームズは、同チップを利用した製品の共同開発・販売を行い、また中間製品の開発・製造、最終製品の加工並びにシステム開発を担当している。MM Chipはサイズ0.7×0.7×0.07(mm)。通信距離は数mm~5m。ブースで展示しされていたのはMM Chipを埋め込んだスレッドテープで、このスレッドテープが用紙に巻き込まれていた。

 ブースの担当者は、「A4サイズに切って認定証にしてもいいし、重要書類に活用してもいい。実験分析をうけている会社が実験レポートをコピーされてしまうことを想定し、提出されたレポートがコピー品でないかどうかの判断にも使える。また、反物に織り込んで1本1本を管理するとか、宝石に活用するとか、要するに高級品で比較的偽造されやすいものに使うなどのケースが考えられます」と説明した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070307-00000049-rbb-sci

Yahoo News: 【IC CARD WORLD 2007 Vol.5】道路埋め込みのICタグを読み取る業務用ステッキ

 会場で高い耐久性をうたうセラミックスICタグを数多く展示していたKRDコーポレーション。同社のブースの壁には、何故かステッキ飾られていた。実はこのスティック、先端がICタグを読み取るためのアンテナとなっているもの。ステッキタイプには持ち方がストレートなのか杖型かの2種類がある。読み取りはRFIDリーダーライターを内蔵したハンディターミナルで行う。

 同社代表取締役社長の小松弘英氏は「(一般の)道路にタグが埋まりはじめた。政府の方針で緯度経度、地形の傾き、住所などが入っています。従来はノートパソコンにデータを読みといっていたんです」と話す。その道路に埋め込まれたタグの情報を立ったまま読み取るためのスティックだ。また、ちょっと高いところにあるタグを読み取るのにも便利だという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070307-00000061-rbb-sci