2007年3月22日木曜日

ITpro: 日立が出荷する5円響タグ、単価は明言せず

 日立製作所は、経済産業省から委託されて進めていた「響プロジェクト」で開発したUHF帯対応無線ICタグ(製品名はμ-Chip Hibiki)を2006年11月に出荷した。まず、響プロジェクトにおける最終試作品と同じプロトコルを実装する。国際標準「ISO 18000-6タイプC」(Gen 2)のプロトコルに一部制限を設けた形になる。ISO 18000-6タイプCに完全準拠する製品も開発を進めており、2007年8月ごろに出荷する。ICタグの具体的な単価については、明言していない。

 響タグの最大の特徴は、インレットの状態で5円という価格の安さにある。しかし日立は、インレットの単価は明言していない。インレットの単価は、量産規模によって変わる。響プロジェクトの条件は、「月産1億個のときの販売価格が5円」というものだった。日本でのUHF帯ICタグシステムの本格導入がこれからという状況を考えれば、そのレベルの量産規模に達するにはまだ時間がかかる。それでも例えば、10万個や100万個といったまとまった発注をした際の価格は、経産省による響プロジェクトの成果として示すべきではなかったか。それに対して、「1億個の発注があれば、もちろん5円で提供できる」(日立トレーサビリティ・RFID事業部副事業部長の中島洋氏)というにとどまった。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070313/264785/

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