2007年3月6日火曜日

ITpro: 第1回 NEC、読み取りミスを防げるUHF帯ゲート型リーダーを開発

反射板で電波をゲート内に閉じ込めリーダー間の干渉を回避

 NECは、複数の無線ICタグを漏れなく読めるように工夫したUHF帯対応ゲート型無線ICタグリーダーを開発した。UHF帯ICタグシステムの大きな課題であるリーダー間の干渉を避けやすく、ゲートの近くに置かれた荷物のICタグを誤って読みにくいという特徴がある。ゲートシステムに組み込んだアンテナの取り付け場所を工夫し、反射板を組み合わせることで読み取り性能を高めた。システムの価格は800万円からである。

 UHF帯ICタグシステムは通信距離が長いため、フォークリフトや台車で運ぶ荷物に付けたICタグを一括読み取りする用途などに向いている。しかし通信距離が長いことには弊害もある。リーダーアンテナの近くにICタグを付けた荷物があると、誤って読み取ることがある(図1)。物流センターでトラックが横付けするドックドアが複数あり、それぞれにゲート型リーダーを設置したら、「隣のゲートを通過した荷物のICタグを読んでしまい、どのゲートを通過したのかが分からなくなることさえある」(NEC制御システム事業部技術戦略エキスパートの村山裕樹氏)という。

本記事は日経RFIDテクノロジ2006年11月号の記事を基に再編集したものです。コメントを掲載している方の所属や肩書きは掲載当時のものです

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070226/263303/

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