ITpro: 第2回 ICタグ200個の同時読み取りは無理
今回まとめた報告書では、響タグの性能試験などの結果も詳細に盛り込んだ。パレットに載せた段ボール箱に張り付けたICタグの一括読み取り実験の結果などを報告した。「リーダーの設置方法などノウハウに当たる情報も盛り込んである。そうした情報を提供することがUHF帯ICタグの普及を助けると考えた」(日立の中島氏)という。性能試験には響タグの最終試作品を使った。
まず円偏波と直線偏波のリーダーアンテナを使って、響タグの通信距離を測定した。直線偏波のアンテナでは、ICタグが特定の方向を向いていないと(縦か横かなど)読み取れない。円偏波はICタグの向きに関係なく読めるが、通信距離が短くなる。その円偏波のアンテナを使っても、最大3.01mの距離から読み取れ、2.13mの距離から書き込めることを確かめた(表2、3)。距離の測定は、日米欧で使うことを考えて、各国それぞれの周波数帯で行った。
本記事は日経RFIDテクノロジ2006年10月号の記事を基に再編集したものです。コメントを掲載している方の所属や肩書きは掲載当時のものです
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070209/261518/
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